9時~5時だったら

「~たら、~れば」の話になってしまうけれど、
ふと自問自答することがある。

一つ目。
もし、前職場の仕事が「9時~5時」だったら
退職せずに続けていただろうか?

答えは「続けた可能性は少しあるかも」。
ただ、かなり確率が低い可能性だけれど。

前職に就いた当時は定時に出勤、退勤していた。
それが年々、仕事量が増えたことで無理になった。
退職の7~8年前には、ほぼ12時間勤務になっていた。
休日出勤もあり、年休も取れない忙しさだった。
もちろん残業代はきちんと支払われたけれど。

二つ目。
もし、年収を倍にするから仕事を続けて欲しい、
なんて夢のようなことを言われていたら、どうだったか?


答えは、迷わず「NO」、お金の問題ではなかったから
お金よりも時間が欲しかった、という状況だった。
お金を使うヒマも、休日に出かける気力もなかった。

前職場には朝8時~夜8時過ぎまで勤務していた。
事務職にも関わらず、職種の性格上、仕方なかった。
職場の近くに住んでいても、帰宅は8時半頃。
夕飯は9時過ぎ、洗濯をして夜のうちに干した。

退職から4年目、未だに後任(正職員)はいないらしい。
派遣事務員と契約したらしいけど、一年で辞めたとか。。
やっぱりそうだろうなぁ、と思う。
普通の事務を想像していたらギャップに驚くだろう。
仕事内容はシンプルだけど多岐にわたり、時間が拘束される。
ちゃんとやろうとすればキリがない内容。

この先、職種の一つとしては消滅していくと思う。
ただ、全くなくなるのは不便かなぁ。

前職に就く前は、お金が一番だと思っていた。
それが「倍の年収も要らない、時間が欲しい」なんて
思わせた前職場は、なかなか珍しい。

前職場に費やした数十年、もったいないことをしたな、
なんて今になって思う。
生きるための仕事というよりも、仕事のために生きていた。
就職当時、定年近い女性上司が言った言葉を思い出す。
「仕事は人生を楽しむための手段に過ぎないのよ。
 くれぐれも仕事に飲み込まれないようにね。
 お金を得るための仕事だから。」

私はいつの間にか仕事に飲み込まれてしまっていた。



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by hazuki-natsu | 2017-04-14 11:25 | 思い出したこと