魔法が解けた時

前ブログでは日記調で日々の出来事を書いていた。
引っ越しも一段落すると、書くこともなくなる。
そして、ここで新たなブログを始めた。

ここでは思ったこと、感じたことを書くことにした。
時系列は関係なく、浮かんだことをそのままに。
そうしたら、書きたいことがいっぱい出てくる。
どれも何の得にもならない、どうでもいいことだけど。

どうでもいいことなんだけど、文字にすると整理できる。
自分で書きながら、「たしかにそうだなぁ」とか思う。
あの頃、そんなふうに思っていた自分が居たり。
あの時、そんなことに拘っていた自分が居たり。

過去に遡って、当時の自分の気持ちを理解してあげる、
そんな感じになっている。
ただ、未だに「あの時の自分の行動」が理解できない。

それは、前職に就いていた時のこと。
いつもどおり仕事をしていた日のことだった。
職種上、広い個室での一人職場だった。

突然、自分でも驚くほどの怒りがこみ上げて、
ドアを閉め切って、壁やドアに物を投げつけた。。
ハサミ、バインダー、ホッチキス、ペーパーウェイト、
その他、手当たり次第に力いっぱい投げつけた。
硬い物ばかりで、当然、壁やドアに傷が付いた。。
しばらくして落ち着いたけれど、自分で愕然とした。

あの時、何かあって怒りがこみ上げたはずなのに、
それが何だったのか思い出せない。
理不尽な出来事があったのかもしれないけれど
肝心なことを忘れてしまっている。

普段は物に「あたる」ことはしないので、珍しい出来事。
あの時、手元に「割ってもいいお皿」があったら
数百枚は投げつけて割っている。

退職願を提出したのは、それから数日後だった気がする。
何か嫌になったとかではなく、もう働くのが嫌になった、
そんな単純な理由だったと思う。
もともと仕事なんて大嫌いなナマケモノだったし、
「仕事って楽しい!」なんていう魔法が解けたんだと思う。
数十年も続いた魔法もすごい。
世の中で一番パワーがあるのは「自己暗示」という魔法か。

退職して4年くらい過ぎた。
今でも時々、「物を投げつけた日」を思い出す。
あの時の心境は、未だに分からないまま時が過ぎている。



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by hazuki-natsu | 2017-03-31 11:09 | 思い出したこと